女子プロレスからですね。
しかし当時は宝塚の流れで女子プロレスという
男子禁制の世界のスターが女性のあこがれの的
になる例が多かったです。
男性ファンは少数派でした。
私の周りにもいませんでしたね。
そして時代が流れ、1998年ハロプロが誕生。
基礎知識として、つんく、秋元康、川上アキラは
熱烈なプロレスマニアだということを頭に入れておいて下さい。
しかしプロレスとの関係は社会体験企画のひとつで
数時間笑いながら楽しく体験入団しただけにとどまりました。
AKB48が2005年に誕生。
ももいろクローバーが2008年に誕生。
最初に行動に移したのはももクロチームでした。
最初は
佐々木敦規というプロレスヲタクスタッフと川上アキラ
という超攻撃的マネージャーを双肩に置いたももクロ
チームはライブ時にレスラーの名言をメンバーに
ささやいて怒鳴らせたりしていました。
ちなみに佐々木氏は格闘技関連の番組に多数
関わっていたこともあるので知り合いの選手が
多数おりました。
また衣装のシューズもアイドルとしてはありえない
レスラーシューズで、擦り切れてもそれをテープで
補修させてコストを切り詰めていました。
そして次に楽曲に元新日の武藤選手の両手を中央から
斜め上にイヤーっと言いながら掲げるプロレスラブ
ポーズを楽曲の最後の決めポーズに取り入れます。
そしてお約束の流れとしてコンサートに本人が
出演しちゃいます。
次にこれまた新日本プロレスの有名な企画の
番勝負企画をももクロにぶっこんできました。
まずは当時時期エースの有力候補だった東京女子流と
女子流×ももクロ白熱の直接対決「5番勝負」
様々なジャンルの人と対談技術習得に挑戦する
ももクロ試練の七番勝負 2011
ここで武藤選手と対決しました。
ももクロ試練の七番勝負・番外編 2015
ここでリング上で女子プロの皆さんとスパーリングみたいな
ことをしました。
ももクロ試練の七番勝負 2017(ここでレスリング吉田選手)
という企画を行いました。
番勝負以外では全日の
2011 プロレスLOVE in 両国 vol.13
でグレートクローバーという名称できちんと
衣装もつくって反則攻撃を行ったり助けたりという
ヒールなセコンドワークを行いました。
そして日産スタジアムで行われている夏のコンサートでは
プロレスの団体を呼んで開演前に無料で観戦
できる試合を行っている。
また佐々木敦規はK-1やprideといった格闘技の演出に憧れていたが仕事は
任されずに終わった男だったため、
ももクロでそれを実現しようといろいろパクリ仕事を行うようになった。
選手紹介の時試合当日までの裏話を映像で紹介する
演出をももクロに導入したり、
試合前にインタビュアーを楽屋に行かせて選手を怒らせる
質問をさせて張り手をくらわせる演出、
コンサートの時、アイドルのコンサートではいままではあり得なかった
実況解説者ブースを設け、実況解説者を配置し、コンサート中に
台本でセリフを用意して佐々木のタイミングでトークを入れさせたり、
あらゆるキーポイントとなる場面でそれらのプロレスの演出を
入れることでそれがももクロらしさになるまでに
なってきました。
そして今回の島田へのオファーの話から静かだったAKB界隈に
突如としてぶっこまれた秋元康によるプロレスドラマ。
最初に発表されたのは2016年のいたって普通のAKB紅白で金髪の
島田が何の説明もなく出演してはけた後でした。
遂に島田あたまがおかしくなったかと呆れていたら、
予告VTRで顔面をペイントして金髪に染め上げた島田
が暴れまわっていて、それが豆腐プロレスという
プロレスドラマのためだと知り、地獄から
天国へ突き上げられた瞬間でした。
悔しいが2016年のAKB紅白は全て島田に持っていかれた
紅白でした。
そしてその後ドラマが始まると、よくありがちな格闘シーン
は専門の人、ドラマシーンは本人と入れ替えるような動きはなく、
全てメンバー本人が演技しているのが確認できて
より深く入り込むようになる。
そして、出演者の繰り出す技にも、実際の様々な団体の
様々な選手に尊敬を込めてきちんと練習して
使用していることもわかってきて、AKBのすばらしさ
を感じていると数か月で終了した。
同時に実際に後楽園ホールで興行を行うことが発表される。
とまあここまでが昨日までの流れだと思います。
で大きなももクロとAKBで違うところは、
規模が違うので企画を実際に現実にする時の考え方
の基本が違うから内容も異なってくるんじゃないかと思うんですよね。
AKBはメンバーが多いので、まず自分たちの枠組みを
作って自由にその中で絵を描いていくというイメージだと思います。
ももクロは5人しかいないので、どこかに一緒に参加して
つくりあげていくイメージだと思います。