カテゴリー別アーカイブ: New Order

ももクロ NARASAKI氏楽曲「桃源郷」解説。

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まず誰が聴いてもNEW ORDERの
Perfect Kiss

なんですが、

まあ自分のルーツを再確認しながら楽しみながら
尊敬の念を込めてカバーしていて
確信犯的なんで、もうそんなことは
どうでも良いんですよ。

言うのも恥ずかしいくらいになってきました。

それより、NARASAKIさんのおかげでももクロさんの
音楽の記憶に、日本の歌謡曲に厭忌して外国の
楽曲に逃げて生き延びてきたアラフォー世代が
生きる糧として聴いてきた楽曲たちの存在を
残してくれる作業をしてくれていることに
本当に感謝致します。

こういう様々な優れた人生の糧になるような
パワーを秘めているような文化や作品に
一つでも多く触れながら成長して、
面白い作品が作れる、多彩な表現が出来る
アーチストに成長していって欲しいと
心より願っています。。

という訳で、、

今回のNARASAKIさんの桃源郷についてですが、

まず、最初に感じた大きな進化として、
NARASAKIさんの作品の命と思われていた
ギターノイズが一切入っていないということです。

これには驚きました。

あと、これ途中にドラムロールが入っているのは
サンプリングっぽいんですが、サンプリングの
リズム隊は使わない人なんでサンプリングだとしたら
これも進化ですね。

あとバックに鳴っているパッドというか、ストリングス
なんですが、
低音が効きすぎだと思います。
パッドが鳴っているときの音域全体としてのバランスが
低音が厚めになってしまっていてバランスが
悪くなっているのが気になりました。
低音域がパッドに支配されてしまって
リズム隊が完全に浮いちゃっていて
グルーヴ感が無くなってしまってます。

低音を少なくしてバイオリン系の高音のストリングスを数本
入れていたらもっと良くなったと思います。

パッドは処理が難しいんですよね。
特にダンスものの時に入れ過ぎると
リズム隊が空中に浮いちゃうんですよね。

この辺のうまいアーチストとしては
ニューウエーヴ系のデュランデュラン
とかヒューマンリーグ

、YMO、
最近では808STATEのlift

とかPacific

なんかは
見事でしたし、
それらのフォロワーの砂原さん

も上手いですね。

NARASAKIさんはギターの処理は素晴らしい
んですが、この辺の電子楽器系の処理については
いろいろ聴きまくって試行錯誤してもっと精進
していって欲しいと思いました。

あとこれ本家の声はバーナードサムナー
という人のやさしい声がNEWORDERの生命線
なんですが、この人に近い声は
高城さんだと思いました。

高城さんが全編にわたって唄ったらまんまNEWORDER
だったと思いますw

あと途中の歪んだベースのノイズというかリフは
ピーターフックという人のセンスで入れてくる
んですが、このあたりのやつをNARASAKIさんが
自由に入れたり出したりするともっと面白くなった
んじゃないかなって感じました。

ちなみに現在NEWORDERはこのベースのピーター
がいないんですが、そのせいもあって
かきまわすようなノイズっぽい縦横無尽に
遊びまわる音がなく、予定調和的に小さく
まとまってしまっているので
全盛期のNEWORDERを知る私からすると
ちっともNEWORDERじゃなくて面白くもなんとも
なくつまらないんですよね。
NEWORDERはパンクから始まって、挑戦的な
精神があってそれを売りにしていたので、
それを期待しているからまったく魅力がなくなって
しまったっていう感じです。

話が反れましたが、
今回は、NARASAKIさんの進化の過程は感じましたが、
同じNARASAKI楽曲のLOSTCHILD

となにが違うのか。。。

私にとっては同じに聞こえました。

ちなみにこの映像の高城さん、西野状態で面白いです。
事実はこちらを手本に西野が影響を受けて始めた
んですけどね。

次、でんぱ組の「破!to the Future」のような、

と言ってもめちゃくちゃやれっていってるわけじゃなく、
もっとZの誓いとかピンキーとかあの辺のときみたいな
未来志向のパワーに満ち満ちていた

オリジナリティあふれる曲を是非期待しております。

最後に

もしこの作品が宮本純之介プロデューサーの指示通りの作品でしたら申し訳ありませんNARASAKIさん。

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New Order Music Complete 毒にも薬にもならない作品ですね。

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BassのPeter Hookをのけ者にして同郷のChemical BrothersのTom Rowlands
を参加させて、Joy Division結成時に大好きだったStoogesのIggy Pop
にシングルで歌わせた金をかけた作品になりましたが、、、

なにも前進がない綺麗にまとめたバーナードサムナーとジョニーマー
のプロジェクト、Electoronicの作品をまーるく包み込んだ
ようなとげがない毒にも薬にもならない作品に仕上がっちゃいましたね。。

理由は簡単です。

Peter Hookがいないからです。

New Orderの毒の部分のサウンドプロダクションを統括している
ピーターがいないから、こぎれいなサウンドに仕上がってしまうのです。

具体的に理解したい、体感したい人は、
Peter Hookのプロジェクト、「Revenge」
と、さっき言ったバーニーとジョニーの
「Electronic」
を聴き比べれば一目瞭然だと思います。

この2つが融合したサウンドが本物のNew Orderなんですよね。

バーニーの滑らかなメロディセンス、
ピーターの刺激的なサウンドセンス、
これが融合したのがNew Orderなんです。。