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秋元康がスーパーバイザーの『サニー/32』という映画から見える秋元さんの強みと弱みについて。

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『サニー/32』のチケットが発売されるってことで、
チケットぴあから連絡がきたので調べたら、
ピエール瀧、リリーフランキー、音尾琢真っていう
名前がまず先に飛び込んできて、なんだこりゃ
と思ってさらに視界を拡げると、秋元康、北原里英
ということで。

サニー

さらに見ていくと、石野卓球さんにどっかの飲食店で
電気への参加を志願した牛尾さんという、VOXXX発表後に2人になって、
その後に参加することになった現電気グルーヴの
人で、ポジショニング的にはイメージを具現化する卓球さんの
周りのコンピューターへのアプリケーションの
相談やインストールやMA的な部分を監督する
、YMOで言う松武さんのようなマニピュレーター
的な人が音楽を担当しているっていうので
驚きました。

ちなみに、ライブではこの人が卓にいるので
卓球さんは自由に出たり下がったりできてるんです。

砂原さんもそうでしたね。

ただ、ソロになると、この電気の3番目のメンバーは
結構毛色が違う作品をつくるんですよね。
だからサントラが楽しみです。

話がそれました。。

秋元さんは作詞家ですよね。

私はいつも楽曲派っていってますが、
逆に作曲や編曲家です。

つんくさんは作詞作曲。

なにが言いたいのかというと、

私は文字より音が好きなので、
音楽を聴いている時あまり詩を
覚えてないし、当然、曲のタイトル
もあまり気にしてないんですよね。

しかし、秋元さんは作詞家じゃないですか。

そうです。

私と逆で、音より文字を記憶していて、
音なんて聞き流していると思うんですよね。

また私は極論言うと、モーニング娘。では大久保
さん、ももクロではNARASAKIさん、がいれば
作詞は誰でもあまり関係ないんですが、

秋元さんに置き換えると、
詩はこだわりがあるが逆に音は誰でもいい
んじゃないかと思うんですよね。

だからAKBGの曲はステレオタイプなありきたりな
マンネリで陳腐なものになってしまっているんですが、
秋元さんは作詞には真摯に取り組んでイメージ通りの
ものが表現できている自負があるので、
満足しているんだと思います。

で音楽を聴くときでも詩は覚えているけど
音はあまり覚えてないみたいなねw
だからだれだっていいっていう。

という下知識を備えてから、今回の『サニー/32』
のスーパーバイザー的な仕事の、まだ福田雄一等の
最前線と言われている人たちにひけをとらない、
世の中に驚きを与える、未知のものを提示する、
未来を開拓するという意味での、衰えを知らない
センスのクオリティの高さについて考えると、

本当に音についての才能とセンスがざっくり抜け落ちている
ことがかわいそうでかわいそうで仕方がないですよね。

完璧な人間なんて絶対いないと言われますが、
なにかが出ればなにかが抜けるわけですよね。

ちなみにつんくさんは音の才能を備えていますが、
秋元さんと違って楽曲全ての監督が可能な場合は、
現場に近いレベルの楽曲、コンサート演出など
の仕事で手一杯になって、

秋元さんのように
もっと楽曲やメンバー、それをまとめるチーム、
グループ、地方拠点、日本拠点、世界拠点と
いうようなレベルでの監督は絶対無理
でしょうから、、

そうすると、秋元さん的には音の能力が
抜けていたからこそAKBGというプロジェクトや
タレントのプロデュースという才能が
開花したと言えるんじゃないかと思うんですよね。

完璧だとひとりでやろうとするが、
完璧じゃないからいろんな人たちに任せるように
なった。

企業買収みたいな方法で短期間に拡大していった。
ただ多文化組織になるため、楽曲単体は非常に
冷めたものになってしまうっていうね。

ハロプロは現場重視なので、非常に楽曲が濃密なんですよね。

だから、楽曲派の私がハロプロに流れるのは必然であり、
AKBに楽曲以外のサプライズを求めるのも当然なんです。

という訳で、

秋元さんの強みと弱みがお分かりいただけたかと思います。

それを裏付けるものとして、
楽曲の総合的なレベルを重視して活動しているハロプロ
を卒業した人は普通にそのまま延長線上で活動している人が多いですが、
AKBG出身者でAKBGの文化を継承して音楽活動している
人はゼロだという事実も取り上げておきましょう。

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2017.07.26つばきファクトリー「就活センセーション」のルーツについて。

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これ最近のドルヲタの皆さんはももクロさんの労働讃歌を
思い出すと思うんですよね。

ていうことは、ももクロさんが元祖だということになると
思うんですが、実は違うんですよね。

まあ50歳以上の方はお分かりかと思うんですが、
実は元祖サラリーマンのアイドル、ドリフターズの
先輩のクレイジーキャッツなんですよね。

これは楽曲なんていう軽いものではなく、
のらくろという、兵隊ライフを楽しく
生きていく人を動物に置き換えて、
その動物たちの人生を描いた大ヒット
漫画作品があるんですが、それが最初で、

その後、それらを見て育った青島幸雄さんが
それを大会社と小社員というポジションに置き換えて、
これも当時アイドルだったクレイジーキャッツを
題材にして映画と導入歌をやらせて
サラリーマンアイドルとしてのクレイジーキャッツ
が誕生したんですよね。

でもその後輩のドリフターズはサラリーマンを題材にはしません
でした。

ですので、クレイジーキャッツの後、しばらく
そういうブームは沈静化していたんですが、
釣りバカ日誌という漫画が出てきて、
復活の兆しが出てきました。

そして、メンバーが次々亡くなっていくなかで
盛り上がってきたクレイジー再評価の波
の中で、川上アキラや佐々木敦規といった
スタッフがそれを再びももクロさんを使って
現代によみがえらせることに成功したのが
労働讃歌でした。

しかし、一番やってもよさそうな。青島幸雄と
放送作家繋がりの秋元康も、とんねるずで
サラリーマンを少しいじった
程度、それもマジな感じで笑いが一切ない感じで
いじった程度、そしてAKBにおいても理由はわかりませんが
手を出さずに、後を追うものは出てこなかったんですが、

つんく氏のももクロになら追いつけるという発言の後、
急速にハロプロチームによるももクロ研究がすすみ、
その結果出てきたものが今回の
就活センセーションっていうわけです。

こう観てみると、ももクロさんの楽曲ってハロプロと
雰囲気が似ている部分が感じられて興味深いですよね。

AKBとハロプロって指原氏がいろいろやってみて
相性悪いってことが判明したけど、

ももクロとハロプロて実はまだ
未開拓な部分なので、クロスオーバー
させてみたら面白いものができそうな
気がするんですけどどうなんでしょうかね。。