カテゴリー別アーカイブ: 24時間テレビ 愛は地球を救う

2016年8月28日、27時間テレビ、24時間テレビのオワコン感を明確に感じた日でした。

標準

NHKが継続的に運動している障がい者、高齢者支援の為に行っている現場の
レポートや携わっている方々へのサポート活動を、
下世話に日本テレビが1日限りで多額な出演者へのギャラや製作費
という矛盾を初回に欽ちゃんに指摘されたにも関わらず、
一般の人から募金を募るというテーマで始めた24時間テレビ。

当初は障がい者や高齢者の方々が主役の純粋な番組だったが、
次第にタレントがはばをきかせるようになってきて、
最近では現場の障がい者や高齢者よりも、そこに訪れたタレントが、
名前を売る番組になってしまいました。
しまいには無関係のタレントがマラソンをしてその放送に
最も時間を費やすという、わけがわからない番組に
なりさがってしまいました。

スポンサーについても、ただ視聴率を無視してボランティアで
テレビ局に金を払うならば、直接現場に働きかけて支援したほうが
よっぽど自分にとっても相手にとっても効果的なので、
そこからテレビ局が中間マージンを搾取するならば、
広告宣伝効果をあげてもらわないとタレントとテレビ局への
ボランティアになりかねないので、視聴率をある程度は
稼いでもらわないといけないので次第に視聴率が下がる
深夜帯にはお笑い企画を持ってきていたのですが、
コンプライアンスの関係で番組の主旨からして
ネタへの縛りがきつい為に、徐々にやれることに限りが
出てきて、今回は過去最低レベルの中途半端な
笑えない内容になってしまいました。

これは24時間テレビだけの問題なのかと考え直しました。

対するパクリ側のフジテレビのFNS27時間テレビ。

こちらも、昔はサーロインステーキを深夜に食っている
かのような、身体に悪いけど気持ちよい感覚があって
つまらない日常を生き抜くための活力になりえていたんだが、
最近徐々に毒にも薬にもならない、野菜を真空パックしたかのような
無菌状態の内容に変わってきて、面白みが感じられなく
なってきて、そしてそれは他の時間帯にも影響を
及ぼし始めて、遂には今年全編真空パック番組に
なり下がってしまいました。

 昔は番組制作に多大な製作費がかかっていた
ので、24時間や27時間テレビという構成の番組はそれだけで
大変なインパクトがあって、その意気込みを信頼して内容は
関係なしに観る人が多かったのですが、

最近はまずustreamで誰でも24時間テレビができる時代です。

例として挙げると、ももクロが数年前CSテレ朝チャンネル
で24時間テレビをやりました。

その数年後、指原莉乃が単独で同じくCSテレ朝チャンネルで
24時間テレビを実行しました。

そしてももクロが2回目の24時間テレビをustreamで実行し、
過去最高記録を達成しました。

そして現在、誰でも好きな時間ネットで生放送、生配信が出来る時代
になりました。

日本テレビは昔、ウルトラクイズという企画が絶好調だったが、
海外旅行に気軽にだれでも行ける時代に移り変わっていくと、
新鮮味が無くなり、淘汰されてしまったという苦い経験があります。

そうです。似てますよね。状況が。。

昔はテレビは茶の間にあり、夜は子供は観れなかったので
大人向けのものを流していましたが、現在は一人一台で、
好きな時に好きな場所で観れるようになりました。

外の世界でもまあ今はコンビニやファーストフード店が
24時間営業しており、同じような状況です。

そうするともう深夜の特権というものがほとんどなくなりつつあり、
昔のやりかたは不可能になりました。

テレビ局は制限がきつい、大勢のスタッフのごり押しタレントで
最大公約数的な企画。日本でしか観れない。

ネットやBSCSでは制限がゆるい、少数のスタッフのセンスと製作費の
バランスを考慮した、最小公倍数的な番組。受信機器があれば世界で観れる。

これ、どちらが面白いかと考えたら、
明らかに後者なんですよね。

あと今はデータもクラウドで分散させて保存する時代ですから、

昔のような他の番組で流行しているものを全て取り入れて
なんでも一か所に集めてしまうような、例を挙げると
めちゃイケやひょうきん族のような古いセンスや構成の番組は淘汰されて、

アメトーークやタモリ倶楽部、ガキの使い、マツコ系の
番組のように、
自分のやりたいことだけに集中してそれを周りを気にせず、
自分の気持ちが続く限り追い求めて行き、
他のセンスで流行している番組についてはその人に
任せて干渉しないという考え方の番組が必要とされている
んじゃないかという気がしましたね。

誰でも名乗り出ればタレントになれる、掃いて捨てるほど
タレントが存在し、趣味趣向も多種多様、ネットサービスも
多種多様、放送局も多種多様な時代ですからね。

24時間テレビや27時間テレビは前者に当てはまるので、
そういう観点からしても今の時代にはそぐわない、
正にオワコン的な構造のコンテンツになってしまった
という気がします。

自分の地位が脅かされるのに臆することなく、
面白いものを提供してくれた吉田正樹氏他、フジテレビの
黄金時代のバラエティ班のスタッフの方々、
初期の24時間テレビのスタッフの方々、

今までいろいろな活力を与えてくれてありがとうございました。

最近、24時間テレビのような画期的な新しいアイデアの
ものが無いので、もう過去の遺物にしがみつかずに、
今のアラフォーの
スタッフの底力で画期的なアイデアの放送や番組
を体験させてくれることを是非期待しています。