インパルスより洗練されてより自分と向き合った笑いへ。板倉俊之第3回単独ライブ『バック・トゥ・ザ・スカイ』

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5月4日(金) 単独コントライブ『バック・トゥ・ザ・スカイ』

板倉俊之第3回単独ライブ『バック・トゥ・ザ・スカイ』

極めて珍しい開演前の自演ナレーションから始まりました。

これまでは単独だけどボケの立場が明白で、
インパルスを彷彿させる空気だったんですが、
今回は、ボケとツッコミで考えると、
もう相方はいないので、相手が物質じゃない
ものだったり、抽象的なものだったりと、
視聴者と板倉さんの頭の中で共有した、
現代風にいうと、一点集中のサーバーではなく、
多点分散型のクラウド化されたもの
に変わって、板倉さんと視聴者が
共に楽しむような構造に進化していて、

このような世界が相方がいなくなったことで
生まれたと考えると、なんとも皮肉な
結果になったなあと思いました。

バカリズムさんと近いんですかね。。

バカリズムさんが簡素でシンプルだと考えると、
板倉さんは抒情的で複雑な気がします。

最後のスタッフロールに
「シオプロ」
「塩谷泰孝」
という文字をみつけて、納得しました。

板倉さんが悩み悩んでゴッドタンで熱く語りつくしていたら、
眠れる原石を取捨選択して社会と結びつけていくプロデュース能力に長けている
シオプロが共感して化学反応した。

私はバカリズムさんは社会に迎合せずドストレートに切り付けていくので
それに同意する人ははまるんですが、
私は少しずれて感じるので、少しずれてしまうと、こちらのことを
考えていないためにもう修復されることはなく道はより離れていくので、
なにも感じなくなってしまうんですよね。

板倉さんは優しいので離れたりくっついたりするんです。
こちらのことも考えてくれる。

現在の弱い立場にいる私は板倉さんの方が気持ちよいですね。

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