2014キングオブコント シソンヌとラバーガールとラブレターズの笑いの哲学の比較。ラブレターズへの修正点の提案。

標準

シソンヌ

大きなテーマをひとつのコントでドカンと直球で
打ち込んでくる感じですね。

そしてそれはコントという枠では収まらず
表面上の笑うと言う表現方法ではなく

じろうさんがおもしろいと感じた人間の一般社会での
名シーンを取り上げ、そこを最大限に誇張して表現
することで人間が本来持っている狂気や特徴を最大限に
爆発させると、それをみている人は人間て
なんて素晴らしいんだ、面白いんだって感動して
笑いがこみあげてきて、最後に自分も熱く生きていこう
と思わせてくれるんだと思います。

感動と新しいものに感じる面白いという意味の笑い
といろいろな感情がまとまって入り込んでくるので
心身ともにやられてしまう感じです。

私が感じただけでもイッセー尾形さん、
松本人志さん、
たけしさん、
とにかくすごかった。

バイきんぐのオカマが借金作って帰ってきたコント
のなんて日だが出るコントのときに感じた人の不幸を
笑う人間の狂気のようなすごみを感じました。

ラバーガール

正確に小さいパンチをこれでもかと打ち込んで打ち込んで
打ち込みまくって観ている側のからだが宙に
浮いた感じになったとこで最後に笑い死にして
終わろうとぐたっとしたとたん、感動ではなく笑いで
落とすことで、明るくあしたもがんばろうと思わせてくれる
感じですね。

もうこの2人でないと表現不可能な空間と笑いの種類。
なんでもいいから普通のことでもこの2人が言い合っているだけで笑えてしまう
んじゃねーかって感じるような2人の独特なやりとりのタイミング。

感じた芸人さん:
ぞうさんのポット
さまぁ~ず
おぎやはぎ

ラブレターズ

シティボーイズ直系ですね。今回改めてそう感じました。
いろいろ社会の弱者への暴力をいれこんでというか、
社会の問題点を拡大して白日の目に晒して
大勢に考えさせるようにして笑いを
展開しつつ、どこかでそれを逆転させてハッピーエンドに
もっていくも確実な答えは濁らせたまま終劇する。

いま書いていてやっぱラブレターズはまだあおいなって
思いましたw

まずはつっこみがうるさいです。

あそこまで大きな声でどなるほどの
ことはない展開だったと思います。

つっこみは小さなものは自分の設定をまもるつっこみで、
大きな、社会を敵にまわすようなものは視聴者
や観客の立場から突っ込むかんじで使い分けると
もっと面白くなる気がします。

大竹まことさんなんかそうですよね。
客全員の気持ちを背負って客の立場から
突っ込みますからね。

あとは、もっと自然にやる方向で考えていくと
より演技や台本がメリハリがついて
生きてくると思います。

最後の病人への
「ということは、、手術を???」
「する!」
というやりとりはもっとぼかしたほうが良かったきがします。

あそこまでみごとにヒール役なのにコミカルな演技と
台本で笑いが取れていたんで余計にそう思います。

あのはっきりとしたオチのおかげでベタなコント感
がどっと舞台上に充満してしまってせっかくあそこまで
創りあげてきた怒りや笑いが混在した面白い緊張感のある
雰囲気が軽くなってしまった気がします。

というわけで、

ラブレターズは若さが出てしまって残念でしたが、
シソンヌとラバーガールはもうこの人たちのライブでしか
味わえない独特の気持ちよさというかディズニーランドと
同じく時を忘れさせてくれて疲れを取って明日への
活力を注入してくれる、いろんな人がいてみんな
生きるためにがんばっているんだっていうことを教えて
くれる舞台でラブレターズ以外は是非映像でもライブでも
良いから単独のライブを観たいと思いました。

ラブレターズは学園や学生が関わるコントしか作らない
うちは行きたくないですね。
鬼ヶ島も同じ。
もっと最低でもシティボーイズだけでもいいから何回もみてさ、
人間の奥深くの心理をくすぐるようなレベルの内容のコント
をできるくらいに成長してくれればぜひお金払って観たいと思います。

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